文:寺内
活動日 | 2010年1月31日 |
活動場所 | 東京都西多摩郡奥多摩町日原 ちょうちん穴 |
メンバー | 4回生:寺内、若山 2回生:田代、渡辺 1回生:村山 |
使用した装備 | 特になし。 |
参考資料 | YAMAKEIアドバンスドガイド ケイビング 入門とガイド |
活動の目的・目標 |
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タイムスケジュール | 08:00(部室集合)−10:15(現地到着)−10:35(洞口)−10:55(入洞) −11:10(ハート型開口部)−11:25(第1洞・第2洞連結部)−12:40(出洞)−13:15(車回収) |
主観的評価 | 総合グレード:★★★☆☆☆☆☆☆☆(初級) 反対側に出るため移動がわかりやすいが、連結部の移動が困難。 全体的に狭すぎて身動きが取りづらく、体格がいいと進むことができない。 道と入口さえ把握していればアプローチ、中の移動はともに楽である。 |
08:00 部室に集合。 久しぶりの部室集合の活動だったが、誰も遅刻せずきちんと集まって楽だった。 車で現地に移動する。 今回、寺内は2007年以来で2回目、田代が2009年以来で同じく2回目のちょうちん穴。 田代は前回、連結部で挫折したので、今回はリベンジに燃えていた。 2007年の活動記録はここ↓ http://chutanken.ikidane.com/report/chouchinnana/chouchinnana.htm 10:15 現地に到着。 荷物を持って洞口まで移動する。 2007年に来たときにどこから降りればいいのか覚えたのですんなりと進む。 前回はこの時点で迷っていた。 |
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10:35 洞口に到着。 橋を2回渡って、登山道を行くだけなので簡単に着く。 ただ、これが洞口かどうかを知ってないと、なかなか迷うんじゃないだろうか・・・ 洞口前で着替え、準備を済ませる。 |
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10:55 入洞。 中は意外と暖かく、むしろ外の方が寒いくらいだった。 暗く狭い道を進んでいく。 |
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11:10 ハート型開口部。 この角度から撮ると、見事にハート型になっている。 この空間は割りと広く、分岐も多いが、もう道はわかっていたのでスイスイ進む。 そして段々とカマドウマが多くなってきた・・・。 |
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11:25 第1洞・第2洞連結部に到着。 予想を超えた狭さにびびる。 とにかく体を曲げ、くねらせ、無理やり進んでいく。 そして最難間の屈曲部。 2007年の活動報告で詳しく説明しているのでそちらを参照 まぁとにかくヤバイ所。 だが、ここで時間がかかったのは、寺内と渡辺だけで、あとの3人はあっという間に突破。 去年、一人で1時間30分もかかった身としてはただただ驚くばかり。 みんな早すぎだから・・・。 ちなみに最難関の屈曲部突破の大体のタイム 村山:7分 寺内:10分 若山:3分 田代:2分 渡辺:12分 渡辺よ・・・十分早いから・・・ |
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第2洞は広く、ようやく狭い苦しみから解放された。 すでに体のあちこちが痛い・・・。 出口に向かって進んでいると、頭上に手のひらサイズのコウモリがいた。 体を震わせていて、なんだかとても癒された。 |
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12:40 出口に出る。 予想よりも大分早く終了した。 時間的にはまだ、いろいろする余裕はあったのだが、みんな元気はなく、すぐ帰ることにした。 13:15 車を回収。 その後、奥多摩では恒例の「もえぎの湯」に入浴。 大学にゆっくり帰還した。 |
各人雑感
寺内 | 前回の活動前から腰を悪くしていたが、今回はさらに筋肉痛という状態で活動に挑んだ。 結果的には去年のタイムを大幅に短縮することができて、満足だったのだが、 屈曲部においてはとにかく大変で、筋肉痛も影響してきた。 やはり事前の体調管理は大事だと、身をもって知った。 それでも十分に楽しむことはできたのだが、おそらくもう来ないだろう・・・。 俺には狭すぎる・・・(ちなみに身長183cm) |
若山 | 洞窟は通算2回目だが、活動自体は結構来てることになるなぁ。 同じ体格の寺内が詰まったという箇所が恐ろしかったが、案外すんなりいけたのでよかった。 ギリギリ骨格の間を通さないと抜けない所もあり、石舟沢よりは狭さを感じた。 洞窟名物のカマドウマにビビるが、途中は全く意に介さない大変さもあった。 コウモリも近くにいて、みんなで観察した。 全体的には石舟沢に劣るが、難しさではこちらの方が勝っており、楽しむことができた。 |
田代 | おれはこの穴を通らなければ、いつまでも変われねぇ! 去年のまんまだ! 何があろうと貫通する! と自ら乾坤一擲の勝負に身を投じる決意をした活動だったはずだった。 二度目にして必勝を決意。 もはや連結部の難所しか見えない! しかしながら終われば数十秒かからぬあっけなさ。 自然が俺に甘くなったのか!?おれが強くなったのか?! おれが強くなったのだ! ちょうちん穴に完全無欠の勝利を収めた。 さらなる充足感を求めて再び俺はさすらわなければならない! 我が魂永遠の探険者たらんことを! |
渡辺 | |
村山 | 以前から悪いイメージのみ知っていたちょうちん穴だったが、その噂通りの狭さだった。 …が、それも自分には程良い感じのスリルを与えてくれて、かなり楽しめた。 そしてなにより久々に探検らしい探検ができて嬉しかった。 |