ナルミズ沢遡行活動報告文:寺内

活動日 2009年7月11〜12日
活動場所 埼玉県秩父郡皆野町親鼻橋〜長瀞町高砂広場
メンバー 4回生:寺内 3回生:宮城 2回生:竹田、渡辺 1回生:岸本、染谷
使用した装備 ダッキー(AIRE LYNX)2艇
参考資料 山と渓谷社 『全国リバーツーリング55マップ』
活動の目的・目標
  • 経験者は今までで学んだ技術の復習をする。
  • 未経験者はラフティングにおける技術を学び、直に体験する。
  • ラフティングを楽しむ。
  • 水の力の偉大さと命の大切さを学ぶ。
タイムスケジュール 一日目:19:30(部室出発)-23:55(親鼻橋到着)

二日目:05:00(起床)-06:07(1次隊出発)-07:46(2次隊出発)-09:30(3次隊出発)-10:26(活動終了)
主観的評価 総合グレード:★★★☆☆☆☆☆☆☆(初級)
先々週も訪れたが、今回は非常におとなしく、落ち着いて下ることが出来た。
また昼近くまで行っていたので、前回以上に人が多く、動きずらかった。
やはり朝の早い時間にパーっとやってしまうのが一番楽だなぁ。

一日目

19:30 中央大学探検部部室を出発。
今回は新たにダブルパドルを買いに近くのWILD-1に行く。
所持している川用品がなんだか新しくなっていく・・・

23:55 親鼻橋下の駐車場に到着。
今回も前回同様他大の探検部等の人がいた。
ウチラは交わることなく、テントを設営し、ボートも準備する。

ある程度酒が進んでいる最中、突然のサプライズが。
部員とも馴染み深い山田先輩・塚崎先輩が車で参上。
仕事の関係で東京に戻ってきたため、2人でドライブをしていたとの事。
わざわざ長瀞まで来てくれるとは・・・本当にありがとうございます。

二日目

05:00 起床。
さすがに前回の反省もあり朝まで盛り上がることはなかった。

ラーメンを適度に食べ、各自準備を始める。
06:07 出艇。
今回も何チームかに分けて数回下る。
まず1回目は寺内・渡辺・染谷 組と竹田・岸本 組の2組。

最初から前回とは全然荒さが違い、平和に下る。
個人的には前回の水量が好きだが、これはこれでまたいい。
コタキの瀬も前回ほどの勢いはなく、普通に進む。
最終的にどちらも沈はしたが、瀬ではないところでなので全くもって平和。
こういう沈なら問題ない。

長い瀞場を快適に進む。
07:11 高砂橋到着。
疲れはしたが、大きなトラブルも無く、無事に下れた。

車と合流し、再び親鼻広場に戻る。
07:46 第2陣が出発。
メンバーは竹田以外全員。

早くも皆に疲れが見え、途中バテバテだったが、構わず下る。
沈も多くなったが、大して問題もなく積極的に飛び込む。

09:10 高砂橋到着。
せっかくなので後もう1回やることにした。
再びスタート地点に戻る。
09:30 第3陣が出発。
メンバーは寺内以外全員。

さすがに3回目だけあり、全員慣れてきて、普通に下る。
ただ、前2回まで参加していなかった他のグループや一般の長瀞ライン下りもスタートし、
川は大勢の人で溢れていた。
やっぱり5時くらいにやるのが静かでいいな。
10:26 高砂橋到着。
今回はここで終了とした。
帰り支度をし、長瀞を後にする。

水量が少なかったことや、講習をしっかり行ったことで、平和に終わることができた。
こういった安全な活動をこれからも目指していきたいと感じた。

各人雑感

寺内 「是非近いうちにまた行きたいと思った。」
前回の長瀞の雑感にそう書いたが、まさかこんな早く来るとは・・・。
今回は前回の反省を踏まえて、いろいろなことに注意した。
そのおかげで全員無事に活動を終え、なかなかに楽しんで帰ってくることができた。
それが非常になによりで、前回痛い目を見たかいがあった。
ただ、前回ほどの水量がなかったことが非常に残念。
あれくらい荒れている長瀞の方がいい経験になるのに・・・。
宮城 今回は前回の反省を踏まえて飲酒の量を少量にし、
少しでも寝るようにしたので前回ほど不快な思いをすることなく活動できた。
しかしキツいことに変わりはないが先週に長瀞で死人がでたこと、
今回は一年生と組んで初めての操舵ということで生きて帰れるか不安だったが無事だった。
良かった、良かった
竹田 2週間前に行った長瀞に再度挑戦となった。
今回は前回よりも波が立っておらず、沈もほとんどすることないまったりとしたラフティングを楽しむことができた。
今回は自分の操舵技術の改善、向上というよりもラフティング初挑戦となる岸本 、染谷に的確な指示だしをすることに重きをおいてみた。
加えてバンの運転技術向上である。
共に悪くない程度にできたつもりだ。
なので自分の中では満足いく充実した活動になった。
ただ、一つ物足りなかったとすると夜中みんなあまり飲まなかったからか盛り上がりに欠けたとこだ。
これは非常に残念だ。
次からはそこも楽しみたい。
渡辺 充実した活動だった!
夏本番とまではいかないが、それなりに蒸し暑いこのごろ。
だるい。
さらにほぼ毎日雨が続いた後のラフトは、日頃の鬱憤やらなんやらが解消できたような気がして最高だった。
3回もできた甲斐もあり、必要な装備とその使用方法は大方把握できたし、
前回の活動における課題として残った操舵もそれなりに上手くできた気がする。
今回の活動では前にある岩をいかに早く見つける、そして避ける、上手く水の流れに乗るということが次回克服したい課題として残った。
そのためにも用語を含め、調べてみようかと思う。
非日常的な探検部の活動は、毎回いい気分転換になる。
これで「ザ☆留年の危機」の僕も期末に向けて勉強がはかどりそうだ。
岸本 ラフティングは初めてだったが、とても楽しかった。
瀬は流れが早く、ジェットコースターに乗っているような気分だった。
最近運動不足であまりパドルが力強く漕げず、他の人の迷惑になりっぱなしだったので筋肉をつけたい
染谷 今回は自分にとって初めてのラフティング。
前回の長瀞に比べたら今回は容易だとのことだった。
容易と言われても自分にとっては全然簡単ではなく何度か川に投げ出され、結構痛かったことに加え、
三度挑戦したために疲れがたまった。
だがそれでもやっぱり楽しかった。
先輩方は穏やかすぎてもう少し激しい方が良いと言っていたが、
自分にとっては瀞場でゆっくり浮いてることが心地よかったので、機会を作ってまた挑戦したい。

※動画です。
2009年7月12日 長瀞ラフティング