ナルミズ沢遡行活動報告

活動日 2008年4月13日
活動場所 東京都西多摩郡奥多摩町 水根沢谷
メンバー 3回生:寺内、中村 2回生:石丸
活動の目的・目標
  • 泳ぎの沢を経験していない中村に沢の醍醐味を味わってもらう。
  • 新歓合宿の下見として、ルート等確認しに行く。
  • 各自の技術向上、体力・精神面でのレベルアップを図る。
  • 昨年度訪れた際、クリアできなかった滝をクリアする(石丸)。
タイムスケジュール 8:00(中央大学出発)−10:35(水根キャンプ場)−10:58(入渓)−12:06(核心部3m滝)
−12:30(2段10m滝)−12:52(わさび田)−13:21(半円ノ滝)−13:42(水根沢林道)
−14:52(もえぎの湯)−18:20(中央大学到着)
主観的評価 総合グレード:★★★☆☆☆☆☆☆☆(初級)
全体的に水量・水勢が異様に増したため、昨年度以前で近年行ったことのある人は驚く。
ひたすら泳ぐため、寒さに注意。
泳ぎながら登る滝が多く、体力の消耗が激しい。

08:00 寺内カーで中央大学到着。準備をし、出かける。

朝方は雨がずっと降っていたが、行く途中に止んできた。
水根バス停に到着後、最寄駐在所である小河内駐在所に計画書を提出した。

10:35 水根キャンプ場駐車場到着。
キャンプ場を管理している方に話を聞いたところ、なにやら昨年の台風で土砂が流れ、沢のレベルが上がっているそうだ。
水根には春しか来たことがなかったため、これは夏くらいの水量が楽しめるかな。っとこの時は喜んでいた・・・。

10:58 水根沢谷入渓。
そこで驚愕する。明らかに去年の風景と違う。水量が尋常じゃないくらい増していた。こんな下流部でこの量なら、一体上の方はどうなっているのだろうか・・・?
入渓10分後。なぜか早速泳いでいた。それほどまでに深い釜が連続する。
泳いだ中村は最早足など着かず普通に泳ぐが、実は右壁下は足が着く。
あまりの水温の低さにテンションが上がりつつ下がってもいた。
寺内はウェットスーツの上半身部分を着てこなかったことを激しく後悔。
来る場所間違えたかな?って思うほど水量がヤバイ。
なんですか?今年の水根は・・・。
せめて夏に来たかった・・・。
去年は腰まで浸かりながら歩いて反対側に渡り普通に登った滝だったのだが、今年はそんな登り方が許されず、残地スリングを駆使して向こう側へ渡っていった。

今回異様に新しい残地スリングを発見。5,6箇所はあったと思う。
おかげで楽に行くことができた。
12:06 水根沢の核心部3m滝。
ここは去年も同じように泳いで近づき両手足を突っ張って超えたのだが、今年は泳いで近づくことさえ出来なかった。泳ぎが無理なので、右壁の割れ目を伝いながら、わずかにある足場を踏んで近づいていった。
12:30 ようやく2段10mの大滝。もう既に疲れまくっていた。
ただでさえ登るのが困難なのに、冷たい水に浸かりながらで行ったため体力が削られていた。
12:52 わさび田に到着

この先もずっと泳ぎ&滝登りが続いた。
13:21 6m半円ノ滝。
やはり今年の水量はヤバイ。去年とは滝の幅がかなり違っていて、登りづらかった。
滝の水勢も去年とは異なり、足を置いておけないほどだった。

今回は全員が直登に成功。寺内は滑り台後、再度チャレンジした。
13:42 水根沢林道に到着。
なんというか・・・かなり疲れた・・・。こんなはずでは・・・。
まぁ面白かったけど。

水根キャンプ場の駐車場に車を置かせていただいたので、そこで着替えていると、地元の方にお茶と煮物等をいただくことになった。ずっと震えていた我らにとって、非常にありがたく、満足な終わり方が出来た。
14:52 奥多摩駅近くにある「もえぎの湯」に行った。
最近の活動はいつも終了後温泉に行っている。

18:20 中央大学到着。ほぼ計画書の時間通りで動くことができた。

写真館へはここをクリック