文:寺内
活動日 | 2009年4月19日 |
活動場所 | 神奈川県秦野市 水無川本谷 |
メンバー | 4回生:寺内、若山 1回生:柏木、染谷 |
使用した装備 | 特になし。 |
参考資料 | 山と渓谷社『関東周辺沢登りベスト50コース』 |
活動の目的・目標 |
|
タイムスケジュール | 08:00(部室集合)-10:29(戸沢出合駐車場到着)-11:20(入渓)-11:48(F1) -12:05(F2)-12:31(F3)-12:49(F4)-13:01(F5)-13:15(書策新道合流) -13:27(F6)-14:20(F8)-15:03(F9)-16:01(登山道)-18:28(戸沢出合駐車場到着) |
内容/主観的評価 | 総合グレード:★★★☆☆☆☆☆☆☆(初級) とにかく整備がされている沢であった。 ほとんどの滝や巻き道に鎖やザイルが設置されていて、登るのがキツそうな場所も容易であった。 しかし、滝自体は高度感もあり、またツメの急斜面から考えても、なかなかハードであると思う。 確かに車で行けば楽に行け、滝も登りやすくはなっているが、あまり初心者には向かない気がした。 |
08:00 中央大学探検部部室に集合。 寺内カーに乗り現地へと向かう。 今回は沢初が3人、引率が1人であったため少々緊張気味。 当然無事に帰って来たいが、何しろ始めていく沢。 いつも以上に気をつけながら遡行することを決意。 10:29 戸沢出合駐車場に到着。 早速遡行準備をして、出発する。 周りに他の遡行者は居らず、普通のキャンプをする人で賑わっていた。 |
![]() |
11:20 入渓。 やはり駐車場からすぐというメリットは大きい。 天気も良く、いい気分でスタートできた。 入渓すぐの釜で1年2人が飛び込む。 しかしまだ4月なのでそこそこ寒い。 |
![]() |
11:48 F1(10m)。 一昨年セドの沢を遡行したときにも来たが、その時よりプレートが新しくなっていた。 さらにこの後の多くの鎖類も新しくなっていて、より整備されているように感じた。 若山が急に足が痛いと言うので、ぶつけたのかと思い足を見てみると、 丹沢名物の蛭がくっついていた。 まだ4月だからいないと踏んでいたが、まさかもう現れるとは・・・。 持参していたアルコールスプレーで退治し、遡行を続ける。 F1はメンバーと時間の関係で直登は避け、左壁に設置されている鎖を使用する。 初めてで苦戦するかと思いきや、皆スルスル登って行き、全く問題なかった。 |
![]() |
12:05 超えるとセドの沢との二俣となり、本流にはすぐF2(6m)が現れる。 左に設置された鎖を使用し、これも問題なく通過。 ここからF3までは少し間が開き、しばらくゴーロ歩きが続く。 途中左岸に巨岩が現れテンションがまた上がる。 |
![]() |
12:31 F3(10m)。 右のプレートには「滑落事故多発地点」と書かれている。 確かに少しやばそうだ。 右壁に残置スリングがあったが、明らかにムリなので、 左のルンゼから鎖を辿って巻く。 しかし意外と高度感があり、足場も悪く、沢初心者にとってはかなり厳しかったようだ。 だが慎重に行ったこともあり何事もなく通過。 12:49 F4(4m)は前に比べたら対したことはなく、すんなり突破。 ヤバイと聞くF5に向かう。 |
![]() |
13:01 F5(13m)に到着。 なかなかの高さがある しかも鎖があるとはいえ右壁もそれなりに角度がきつい。 緊張しながら登ったためペースは落ちたが、それでも何とか通過。 初の沢にしてはちょっとハードなのかなと今更感じる・・・。 |
![]() |
13:15 書策新道と合流。 看板が無ければ道だとは気付かないな・・・。 ここで引き返すという手もあったが、意外と速いペースで進んでいるため、 どうやら下山も夕方には出来そうで、このまま遡行を続けることにした。 |
![]() |
13:27 F6(10mCS)。 木ノ又大日沢との二俣を過ぎるとすぐにある。 F7や金冷シ沢との二俣を越え、左岸から合流する湧き水っぽい支流前で休憩。 染み出ているその水はかなり美味かった。 |
![]() |
14:20 F8(25m)。 さすがにデカイ。 なんという高さだ。 崩壊が進んだこの滝を当然登るわけも無く右から巻く。 踏み後やロープがあるのでわかりやすい。 |
![]() |
しかしこの高巻きが結構な曲者で、かなり高度まで上がる上に、 写真のように崩壊した崖をトラバースしなければならず、かなり苦戦した。 特にこの最後の部分では染谷が落ちかけ、一同冷や汗をかいた。 これを越えると沢まではすぐに降りられた。 |
![]() |
15:03 F9(10m)。 逆層で登れないため、右から巻いていく。 沢に戻ると急斜面のガレ場が続く。 本には古い堰堤後にパイプやら赤ペンキやらと書いてあるが見つけることが出来ず、 ひたすら斜面を登り続けた。 |
![]() |
後ろを振り返ると町が良く見える。 風も気持ちいい。 しかし、それ以上にとにかく疲れる。 一体どこまで登れば終わるのか・・・。 足を出しても石が崩れ、思うように上に進むことが出来ない。 去年の勘七ノ沢を思い出す・・・。 |
![]() |
16:01 ようやくガレ場を抜け登山道に到着。 人が歩いているのを見かけたときはとにかく嬉しかった。 塔ノ岳に行っても良かったのだが、皆疲れていてすぐ帰ることに。 まずは木ノ又小屋を目指した。 |
![]() |
16:15 木ノ又小屋に到着。 小屋の周りには鹿が一頭うろついていた。 小屋前のベンチで靴を履き替え、そのまま下山を開始。 |
![]() |
16:55 書策小屋に到着。 小屋は崩壊していて、中は荒れていた。 書策新道で降りても良かったが、道がはっきりしてそうな政次郎尾根をそのまま下る。 |
![]() |
18:28 戸沢出合駐車場に到着。 えらく時間がかかってしまったが、明るい内に帰ってくることができて良かった。 着替えた後、すぐに出発し夕食を食べに行った。 |
![]() |
各人雑感
寺内 | 本当に久しぶりの完全遡行だった。 引率ということもあり全員の荷を担いで遡行したのだが、全く体力がなくなっていて、逆に皆のほうが元気であった。 せっかく楽しみで来た活動なのに、こんな苦しい思いをするとは・・・。 そういうわけで次回までの課題は体力作りですな。 さて、1年生は初だし、自分も行ったことないところに行きたかったため、この沢を選んだのだが、 意外にもレベルが高く驚いた。 確かに容易に行けるかもしれんが、なかなか手強かった。 特に最後のツメはかなりハードで厄介。 F5まで行き、書策新道で帰れば楽しいと思った。 |
若山 | 初参加させていただきました 装備の名前や結び方を覚えることから始め、帰りの運転まで考えると、いろいろあったと思います いきなりヒルにあったり滝登りを経験したりヤバイ傾斜を登ったり ヒルはびびりましたね 季節じゃないとたかをくくっていたらしょっぱなできましたから… 滝登りはまだチェーンとかあって、ザイルの必要はありませんでしたが、目の前でらーてーさんが足場の岩崩したときはざわりました 最後は沢登りというよりガレキ登りで傾斜と高度と閑散とした風景が、恐怖を助長しました ここまであまり高所恐怖はなかったんですがね でもシカの生息帯なんですよね すげぇぜ 沢登り自体はそんな感じでした 新入生といろいろトーク出来て、楽しかったですね 有難うございました 。 |
柏木 | 気温がわりと高かったので、調子に乗って川に飛び込んだり、山椒魚を見つけてはしゃいでた辺りはまだ良かったんです。 その後の10m超の滝を鎖一本掴んで登るという行為は今考えても信じられません。 25mの滝では友人が逝きかけたものの、小指の負傷だけで済んだのは幸いでした。 俺も幾度となく落ちかけましたが、彼の滑りっぷりを見た後では虚しくて何も言えません。 終盤、45度以上はあろうかという傾斜を、土に指を刺して匍匐全身に近い形で登ってました。 這いつくばって登っている時は、とにかく人工物が見たく、登山道を見つけた時は救われた気持ちでした。 しかし、頂上で一通り達成感を味わった後の下山の絶望感ったらなかったです。 本当に死ぬかと思いましたが、終わってみればいい経験になりました。 疲れたー |
染谷 | 初めての沢登りは楽しかった。 水はまだまだ冷たくて調子にのって水に飛び込まなきゃよかったと後悔すること数回。 一度足を滑らせて身の危険を感じたが生きてるから問題ない。 いろいろキツいと思うところもあったが、楽しさの方が大きく、これから色々な活動に参加してみたいと思う。 |