ナルミズ沢遡行活動報告

活動日 2008年3月13日
活動場所 神奈川県山北町マスキ嵐沢
メンバー 2回生:寺内 中村 1回生:宮城 石丸
活動の目的・目標
  • 新入生歓迎合宿の候補として、良い沢かどうか下見をする。
  • 各自の技術向上、体力・精神面でのレベルアップを図る。
タイムスケジュール 5:00(中央大学出発)−8:00(大滝橋)−8:20(出発)−8:30(登山道)
−8:50(マスキ嵐沢入渓)−9:00(F2)−9:45(F4)−9:55(F5)−10:24(F6)
−10:27(F7)−10:48(権現山登山道)−11:45(西丹沢自然教室到着)
−12:25(大滝橋)−13:00(ぶなの湯)
主観的評価 総合グレード:★★☆☆☆☆☆☆☆☆(初級)
今回は沢初心者の中村が参加。多少苦戦はしたものの問題なく突破することが出来た。
稜線は非常にわかりやすいが、途中の分岐がやや多くわかりづらかった。
また今回時期が早かったため、水量が極端に少なく、あまり沢登りの雰囲気を味わうことが出来なかった。

05:00 寺内、自宅カーで中央大学に到着。全員揃った段階で出発。眠い。

08:00 大滝橋に到着。橋はでかく、名前も見やすかったので非常にわかりやすかった。
今は使われていないトンネル前に車をデポし、準備に取り掛かる。
計画書は到着前に最寄の三保駐在所に提出した。

08:20 出発。大滝橋からすぐの道路を進む。ちょっと行くと広めの駐車スペースがあり、後悔。ここに車止めておけばよかった・・・。

08:30 登山道に入る。至る所に立て看板があり、わかりやすい。
08:50 マスキ嵐沢の看板を発見。メチャクチャわかりやすく、非常にあっけない・・・。
早速入渓。落ち葉と水量の少なさが目立つ。
なんというか・・・。
あまりの水量のなさにびびる・・・。
全て涸れ沢みたいだった。
右の写真もマスキ嵐沢では有名なポイントらしいが、まったく水量がなくわかりづらい。

当初、本当にこれがマスキ嵐沢かどうか心配だった。
しかし、一本道だったし、
読図もしたし・・・。

最終的にラストの涸れ滝がわかりやすかったためここがマスキ嵐沢だと判断できたが、こんな水量ではたとえ読図等正確でも悩みますよ・・・!

なにがシャワークライムだ。
09:45 F4(2段9m)。もう表面が濡れている程度。
まぁそのおかげで登りやすくはなっていて、初心者はいいと思うが・・・。
10:27 F7(10m)。もともと涸れ滝であり、残地ハーケンも残されていて、過去の遡行記録とかなりの点で一致していたためここが改めてマスキ嵐沢であるとわかる。

しかし、いくら雰囲気が全く異なっていたとしても、読図も出来ていたのに、ここが明確にマスキ嵐沢であると断言できていなかったのは、自分達の力量不足のせいであろう。
レベルの低さを痛感した・・・。

F7は寺内・石丸は直登し、宮城・中村は右からいった。
多少もろいところもあったが、ホールドも多く、直登でもまるで問題なかった。
F7を過ぎると、やや分岐があり、上の方に稜線かな?と思われる所が見える。

やや長い坂道を登り稜線へと向かう。
まだ雪(ほとんど氷)が残っていた。
10:48 稜線へ出る。下から見えた稜線っぽい所はやはり稜線だった。
なんとわかりやすいことか・・・。

権現山登山道を下る。
普通の登山道のため歩きやすかった。

途中、堰堤やら河原やらを超え、最後につり橋を超えて行くと西丹沢自然教室が見えてくる。
11:45 西丹沢自然教室に到着。人がほとんどいない・・・。

ここから車デポ地点(大滝橋)まで歩く。

途中、ここらで有名らしいホウキ杉を見て行った。


12:25 大滝橋到着。意外と距離があり、結構疲れた。
帰りの支度を始める。
13:00 ぶなの湯に到着。
温泉地としても有名な中川川。せっかくなので、疲れた体を癒すために温泉へ足を運ぶ。
入浴料700円で、非常に満足な休息を得られた。

17:00
頃 途中飯を食べたり、宮城を送ったりして中央大学に到着。
計画書のタイムスケジュール内で綺麗に活動を終えることが出来た。

水量が多いときにまた来てみたい沢だった。

写真館へはここをクリック