ナルミズ沢遡行活動報告文:寺内

活動日 2009年11月29日
活動場所 埼玉県秩父市中津川流域 石舟沢鍾乳洞
メンバー 4回生:寺内、若山 2回生:田代、吉川 1回生:岸本
使用した装備 特になし
参考資料 特になし
活動の目的・目標
  • 洞窟活動を体験する。
  • チムニー登攀の訓練をする。
  • 体力・精神力を鍛え直す。
  • 泳ぐ。
タイムスケジュール 08:00(部室集合)−14:12(現地到着)−14:55(洞口到着)−15:02(入洞)−15:14(白龍の滝)
−15:25(地底湖)−16:16(出洞)−16:49(車回収)−20:00(大学到着)
主観的評価 総合グレード:★★☆☆☆☆☆☆☆☆(初級)
アプローチが少々大変だが、整備されているため道もわかりやすく、洞口までは行きやすい。
しかし、若干道が崩壊しており、少々怖い部分があった。
洞内は入口は狭いものの、中はさすがに広い。
ホールに出てからは上に行くと第2洞口に出られ、下に行くと白龍の滝に行ける。
分岐も少なく、そこまで迷うことはない。
滝を越えると綺麗な白の廊下とエメラルドグリーンの池が待っている。
上の文は昨年のを引用。
昨年の活動記録はこちら

08:00 部室に集合。
だったはずなんだが、いきなり遅刻。
去年とはえらい違いだ・・・。

14:12 石舟沢下流部に到着。
場所や内部の様子などは去年の活動記録にも載せてあるので、
そちらを参照して欲しい。
というかもう一度同じようなことを書くのが面倒・・・

すでにつなぎに着替えてあったため準備は簡単。
さっさと行かないとレンタカーが返せないので急ぐ。
登山道だが、前回に比べ道がしっかりしているように思える。
自分は毎年来ているが、明らかに最初に来たときより歩きやすい。
特に人工の梯子なんかは綺麗になっている。
14:55 鍾乳洞入口に到着。
先客がいた。
名前を出していいのかわからないので伏せておくが、某大学の方々で、
朝から入っていたとの事。
入れ違いで、彼らはそのまま下山して行った。

15:02 入洞。
入ってすぐの狭い廊下を進んでいく。
15:10 ホールに出る。
前回はここで道に迷ってしまったのだが、今回は余裕。
白龍の滝に向かって進む。
次第に水の音が近くなっていくのが楽しい。
15:14 白龍の滝に到着。
早い・・・。
入洞してから15分も経っていない。
やっぱり道を覚えていると違うなぁ。

水勢は相変わらず強い。
けたたましい音が洞内に響いている。
今回も地底湖を目指すため、滝に取り付いた。
15:25 地底湖に到着。
当然のごとく入浴。
冷たさを無視して肩まで浸かった。
岸本に至っては服すら脱いだ。
だがこれが間違いだったことはすぐにわかる。
15:41 脱出開始。
地底湖・白龍の滝を後にしてもとのホールまで戻る。
これも道がわかっていたのであっさり戻ってきた。

このまま第1洞口から出ても面白くないので、上に登って第2洞口から出ることにした。
ホールを進み上部へ。

上部の小部屋に着くと、コウモリが3匹もぶら下がっていた。
しっかり生きていて、可愛いやつらだった。
16:16 出洞。
久しぶりの日の光ではあるが、1時間ぶり程度だとたいした感動はない。
むしろ洞窟自体に満足感を得ている。
行きと同じ登山道を戻っていった。

16:49 車デポ地点に到着。
すでに回りは薄暗く、だんだんと夜になっていた。
レンタカーを20時に返さなければならないので急いで着替え、出発した。

結果、レンタカーはギリギリ間に合い、活動は無事終了した。

各人雑感

寺内 今回で3回目となる石舟沢鍾乳洞。
さすがに道は覚えたし、中も楽々動けた。
新鮮さが少しなくなってしまったのが残念ではあるが、ここは何回来ても楽しいので、良い。
このような気楽な活動はあまりないので、そういう意味でもいいところである。
若山
洞窟探検は初めての経験でしたが、初心者にも全く苦なく楽しめる洞窟でした。
活動前から右鎖骨部を負傷しており、右手がほぼ使えない状態でしたが、
駐車場から洞窟まで徒歩30分、腕を使用する洞窟の中でも、特に支障はありませんでした。

そんな洞窟探検は、入り口が狭くいかにも洞窟らしい景観で、洞窟に来たという感じでした。
入ってすぐのところが広い空間になっており、入り口や洞窟のイメージとのギャップにただ驚くだけでした。
滝や地底湖の付近に関しては、人が1人やっと通れるほどの幅で、自然にできたものとは思えない完成度でした。
水の道のある鍾乳洞だけあって、岩盤が独特の形状に削れているのも、大変興味深かったです。
蝙蝠との接触も、生物好きの私には貴重な体験となりました。
これだけ楽しい活動ですから、これからもいろいろなところに行ってみたいですね。
田代 久しぶりの石舟沢鍾乳洞だった。
去年行った時と同様初めて行った人にはなかなかインパクトがあったみたいだ。
久しぶりで楽しかった。
来年は3年だが、未だ寺内先輩がいなきゃ、かなり不安である。
先輩がいるうちにできるだけ吸収しなければならないと思う。
今回の活動も詳細をできるだけ記憶しておきたい。
吉川 とにかく寒い。
水と戯れ過ぎて低体温症になりかけたのは結構焦った☆
しかし、まぁ1年の岸本に恒例のみそぎも継承できたし、
新入部員?の若山さんにも楽しんで貰えた様なのでCLとして満足のいく活動であった。
あと、免許とりたての私にとって初めての山道運転はかなり楽しかった。
4年の先輩と活動に行けるのもあと少しなので次週以降もどんどん企画を出していきたい。
岸本 洞窟の中はすごかった。
入り口は狭かったが、中には広い空間がところどころにあり、まさに探検をしている気分を味わえた。
それだけでなく、地下にある滝や、初めて見たコウモリなど、驚きの連続だった。
とにかく楽しかった。
寒かったので、筋肉をつけていきたい。

2009年11月29日 石舟沢鍾乳洞